2011年04月14日

許せないこと

納得のいかないことがありました。
でも、どこにもぶつけられないので、ここに書きます。

問題は、日本の入国管理局。
今までからいろんなおかしいことばかりやっているところですが、
今回もまたひどい対応にマルコは腹をたてています。

実は、マルコの学生の一人がこの春、日本で就職が決まりました。
彼はヨーロッパのある国の人。
自国の専門学校である技術を学び、他の国でその関係の仕事の経験を積んでから日本に来ました。
来日当初から日本で働くことを目指していて、やっと夢が叶い、日本での就職が決まりました。

なのに、今日、その学生が「就労ビザが下りず、結局帰国することになった」と報告に来たのです。
不交付の理由は、専門学校卒業で大学卒業じゃないから、とのこと。

それってぜ~ったいおかしい!!でしょう?

専門学校は技術を身につけるところ。
将来を考える一選択肢としては、大学となんら変わりません。
なのに、入管は、専門学校卒、ただそれだけの理由で
彼が努力し続けた1年半を、夢がかなった喜びを、彼の日本での将来を、踏みにじったのです。

規則が大切なのはわかる、けれど個を見る必要はないのでしょうか。
優秀な人材を受け入れたいなら、
そして、日本が世界の若者にとって夢のある国であってほしいなら
日本の入国管理局は今のやり方を変えるべきだと思います。



Posted by マルコ at 22:28│Comments(1)
この記事へのコメント
大卒者は入国時から条件を満たしていれば「技術ビザ」が認められるようですが、専修学校を修了してきた外国人も入国時の「留学ビザ」から「技術ビザ」への変更が認められるようになったはずですよ 先生。(私の記憶が正しければ。) もっともITや機械、土木建築、設計、R&Dなんかの主に理科系分野に限られているみたいで、それから外れると厳しいようですが。内定出した会社は申請方法やプロセスは確かなものだったんでしょうか。。。
意欲ある若者は国籍に関係なく日本と世界の未来のために何とか活躍の場を与えてあげたいものです。もう帰国したんですか? その子。
Posted by 支部長 at 2011年04月23日 02:29
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。